美術室にてリアプロジェクションの実験をしてみました。
左側がシルクスクリーンで使うテトロンで右側がホームセンターで買った298円の網戸。
スクリーンの存在を感じさせないのは網戸でした。
2013-01-26
2013-01-23
嫌いな言葉
「みんな(が)」という言葉が嫌いだ。
ということを最近自覚した。
「みんなそう思っていますよ」
「みんなそうだよ」
「みんなやってますよ」
いずれの言葉も、それを言われたとき
思わず頭に血が上るような感覚におそわれ
冷静に対処できなかったり、うまく言葉を返すことができなかったりした。
なぜだろう。
「みんなが~」と言われると、本当は
「じゃあ、あなたの言う”みんな”って誰のことですか?」
と返したい。
でも、それをやっても前向きな事態の発展にならないから、しない。
その人が「みんな」を引き合いに出すということは「みんな」という背景の圧力でもってこちらから反論する気力を奪うことをねらいとしている。
そこから無理に先に進むならば強引な口論にしかならないのは目に見えている。
相手を閉口させるための言葉。
コミュニケーションを拒否する言葉。
そういったものに対する敏感さは失いたくないものである。
そしてそれを何らかの形で作品に盛り込んでいきたい。
ということを最近自覚した。
「みんなそう思っていますよ」
「みんなそうだよ」
「みんなやってますよ」
いずれの言葉も、それを言われたとき
思わず頭に血が上るような感覚におそわれ
冷静に対処できなかったり、うまく言葉を返すことができなかったりした。
なぜだろう。
「みんなが~」と言われると、本当は
「じゃあ、あなたの言う”みんな”って誰のことですか?」
と返したい。
でも、それをやっても前向きな事態の発展にならないから、しない。
その人が「みんな」を引き合いに出すということは「みんな」という背景の圧力でもってこちらから反論する気力を奪うことをねらいとしている。
そこから無理に先に進むならば強引な口論にしかならないのは目に見えている。
相手を閉口させるための言葉。
コミュニケーションを拒否する言葉。
そういったものに対する敏感さは失いたくないものである。
そしてそれを何らかの形で作品に盛り込んでいきたい。
2013-01-15
小道具・衣装研究 紙で作る剣
鞘を2パターン作ってまいりました。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(1)
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(2)
次は剣を作りました。
また画像ありませんが、
この工程の後、サンドペーパーで研磨したり、
凹んでいるところに部分的にジョイントセメントを盛ったり、
乾いてまた研磨したりを繰り返しています。
鞘Bのように平滑に成形できていないので、
塗装するとそれが大変目立ちます。
塗り物の仕事では当たり前なんですけど、
やはり下地仕事が大切であります。
これからメッキ調塗装について調べて
ブレードの部分と鍔の部分を仕上げていく予定です。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(1)
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(2)
次は剣を作りました。
ダンボール3層程度にボンド和紙張り。(鍔部分は5~7層) |
ジョイントセメントをヘラでつけます。 |
棒やすりで研磨と成形 |
まだ凸凹が目立ちます |
サンディングシーラーをはけ塗り |
テカテカですが、乾くと少し落ち着きます。 |
また画像ありませんが、
この工程の後、サンドペーパーで研磨したり、
凹んでいるところに部分的にジョイントセメントを盛ったり、
乾いてまた研磨したりを繰り返しています。
黒の水性エマルションを吹き付け塗装(100均のペンキ缶) |
鞘Bのように平滑に成形できていないので、
塗装するとそれが大変目立ちます。
塗り物の仕事では当たり前なんですけど、
やはり下地仕事が大切であります。
これからメッキ調塗装について調べて
ブレードの部分と鍔の部分を仕上げていく予定です。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘B
小道具技法研究のため紙を主体に鞘と剣を作ることにしました。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(1)
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(2)
1個目はトイレットペーパーの芯をつなげた部分の
ジョイントセメントがひび割れを起こしていたので、
2個目はもう少し丈夫に作る工夫をしました。
トイレットペーパーの芯を2つつないで、末の部分は張子の技法で成形。
肝心の写真がありませんが、
上から、和紙を水でゆるくした木工用ボンドに浸して何層か貼ってあります。
今回はこの後、水性のサンディングシーラーを塗りました。
また画像がありませんが、この後耐水ペーパー400番で水研ぎをしました。
前回と今回の出来を比較すると、
やはり
・ボンド和紙張りがあるので、丈夫
・サンディングシーラーで丈夫
・さらに水研ぎが出来たので、表面が平滑になり、スプレー塗装がきれいに仕上がりました。
さあ、次は中に入れる剣です。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(1)
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(2)
1個目はトイレットペーパーの芯をつなげた部分の
ジョイントセメントがひび割れを起こしていたので、
2個目はもう少し丈夫に作る工夫をしました。
トイレットペーパーの芯を2つつないで、末の部分は張子の技法で成形。
肝心の写真がありませんが、
上から、和紙を水でゆるくした木工用ボンドに浸して何層か貼ってあります。
やすりで研ぎ出し |
今回はこの後、水性のサンディングシーラーを塗りました。
サンディングシーラーで固める |
また画像がありませんが、この後耐水ペーパー400番で水研ぎをしました。
コンプレッサー |
塗装用スプレーガン(アネスト岩田社のもの) |
黒の水性エマルション吹き付け塗装直後 |
前回と今回の出来を比較すると、
やはり
・ボンド和紙張りがあるので、丈夫
・サンディングシーラーで丈夫
・さらに水研ぎが出来たので、表面が平滑になり、スプレー塗装がきれいに仕上がりました。
さあ、次は中に入れる剣です。
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(2)
前回のつづきです。
トイレットペーパーの芯を2つつなぎ、末の方は張子の技法で形を作り、
ジョイントセメントを塗り、研磨したところまで進みました。
研磨したところ |
職場で眠っていたコンプレッサーを発見。
スプレーガンは残念ながら使い物にならなかったので、
自腹で購入。
エアホースとカプラーもネットとにらめっこしながら
これだろうというものを探し当て、購入。
日立のベビコン |
赤の吹き付け塗装 |
ひとまずはこんなものかしら…ということで。
さあ、次は鞘をもう1つ…。
(うちは子ども二人なので、一つだけというわけにはいきません)
伊集院静の言葉
いつからかは忘れたけれど、
成人式の日の新聞に伊集院静さんが新成人へ向けた短い文章を書く
広告が載る。
今年も楽しみにそれを見た。
サントリーのウイスキー山崎の広告だった。
わくわくしながらどの面にあるかなーとめくっていった。
やっと見つけて読んだけど、
なんだか今年は肩透かしを食らったような感じ。
なんだか当たり前のメッセージだった。
昔はもっと「かっこいい!」みたいな
文章じゃなかったっけ?
と思い、インターネットで検索。
過去の文章を引用しているblog発見。
やっぱり過去の文章かっこいい。
どうやら本にまとまっているらしいので、
どこかで見かけたら買おうと思う。
伊集院静「贈る言葉」
成人式の日の新聞に伊集院静さんが新成人へ向けた短い文章を書く
広告が載る。
今年も楽しみにそれを見た。
サントリーのウイスキー山崎の広告だった。
わくわくしながらどの面にあるかなーとめくっていった。
やっと見つけて読んだけど、
なんだか今年は肩透かしを食らったような感じ。
なんだか当たり前のメッセージだった。
昔はもっと「かっこいい!」みたいな
文章じゃなかったっけ?
と思い、インターネットで検索。
過去の文章を引用しているblog発見。
やっぱり過去の文章かっこいい。
どうやら本にまとまっているらしいので、
どこかで見かけたら買おうと思う。
伊集院静「贈る言葉」

プロジェクションマッピングの実験
プロジェクションマッピングの実験
「プロジェクションマッピング 作り方」
でgoogle検索したときにヒットするyou tube動画
http://www.youtube.com/watch?v=pH4cpFEHwx0
これを参考に
勤務先の高校で実験してみました。
白い立方体にプロジェクターでmacのデスクトップが投影されています。
ベクターソフト Illustratorを使い
立方体の頂点をパスで結び、色をつけ、
ブラシツールで落書きをしました。
やはり出来たときは「お~」ってなります。
でも独学でやるのも限界を感じるので、
実践している方から学びたいなぁと思いました。
「プロジェクションマッピング 作り方」
でgoogle検索したときにヒットするyou tube動画
http://www.youtube.com/watch?v=pH4cpFEHwx0
これを参考に
勤務先の高校で実験してみました。
白い立方体にプロジェクターでmacのデスクトップが投影されています。
ベクターソフト Illustratorを使い
立方体の頂点をパスで結び、色をつけ、
ブラシツールで落書きをしました。
やはり出来たときは「お~」ってなります。
でも独学でやるのも限界を感じるので、
実践している方から学びたいなぁと思いました。
2013-01-10
小道具・衣装研究 紙で作る鞘A(1)
舞台で使う美術の作り方についてあれこれ試行錯誤をしています。
勤務先である県立弥栄高校のARTLiVEという団体の顧問をしています。
そちらを説明をすると長くなるので、それについてはまた今度。
最新作公演は4月3日(水)杜のホールはしもとにて!
さて、小道具や衣装作りに応用できることはないかと日々アンテナを張っているのですが、
facebookで興味深いリンクを紹介していただきました。
京都で活動されている「うさぎ塾」さんの記事です。
読んでみると「みやこ鎧」の名称で、子どもや孫に手作りの甲冑を
作る教室を展開されているとか。素材は木でも金属でもなく、
ダンボールや厚紙を使う方法も公開しているとの事。
早速型紙や作り方をダウンロードし、試してみることに。
初めは兜を…と思っていましたが、うちの子その2(2歳男子)が
最近長い棒状のものを持てば武器に見立てて振り回しているので、
短い剣のようなものを作ったろうと思った次第。
まずは身近なものを再利用して鞘作りから始めました。
つづく
勤務先である県立弥栄高校のARTLiVEという団体の顧問をしています。
そちらを説明をすると長くなるので、それについてはまた今度。
最新作公演は4月3日(水)杜のホールはしもとにて!
さて、小道具や衣装作りに応用できることはないかと日々アンテナを張っているのですが、
facebookで興味深いリンクを紹介していただきました。
京都で活動されている「うさぎ塾」さんの記事です。
読んでみると「みやこ鎧」の名称で、子どもや孫に手作りの甲冑を
作る教室を展開されているとか。素材は木でも金属でもなく、
ダンボールや厚紙を使う方法も公開しているとの事。
早速型紙や作り方をダウンロードし、試してみることに。
初めは兜を…と思っていましたが、うちの子その2(2歳男子)が
最近長い棒状のものを持てば武器に見立てて振り回しているので、
短い剣のようなものを作ったろうと思った次第。
まずは身近なものを再利用して鞘作りから始めました。
材料はトイレットペーパーの芯と、マスキングテープ、半紙 |
うさぎ塾さんで「下地剤」と紹介されていたジョイントセメント |
開けるとこんな感じ |
ヘラで塗って乾燥中 |
研磨しました |
2013-01-06
民主主義の行き着く先 と 電気 の関係
読売新聞が年頭から熱くなっている感じがする。
橋本五郎さんと曽野綾子さんの対談もとがった感じだったし、
現状の日本とこれからを論じるような企画も随所にあって、
どうしたのかしら、という気持ちになりながら読んでいる。
(好意的に読んでますけど)
その中で留めておきたいことを
記録しておこうと思う。
□■□ ひとつ目 □■□
1月5日(土)の「Nippon 蘇れ 私の処方箋」
で猪木武徳さん(青山学院大特任教授)のインタビュー記事
19世紀フランスの思想家トクヴィルは、民主主義の行き着く先は個人主義と物質主義だと言った。
そして民主主義社会は嫉妬社会であるために人々の行動や考えは平等化し、最終的には平等化された多数者が少数者を抑圧する「多数者の専制」を生んでしまうと警告した。 そこから解放される手段の一つとして、彼が重視したのも中間組織だった。
トクヴィルはまた、宗教が大事だとも言っている。民主主義社会では、人々の関心はどうしても「現在」と「自分」に集中する。宗教はそんな人間を解放し、「将来」と「他者」に目を向けさせる。大衆の欲望に歯止めをかけるには、そうした宗教の役割を見直すことも必要になるだろう。
□■□ ふたつ目 □■□
(手元にその日の新聞がないため、覚えているかぎりのニュアンスですけど)
1月1日からの橋本五郎さんと曽野綾子さんの対談の中で曽野さんの言葉から
50歳を過ぎてアフリカと関わるようになってわかったことで、
電気の通っていない地域では民主主義は広まらない。
あるのは族長支配である。
-------------引用以上
電気や通信によって「民意」とでも言うようなものが生まれる。
当たり前のように民主主義社会に生きていると思っているけれど、
民主主義社会も歴史の中で見れば一つの制度であり、
誕生と終焉があるもの…。
そんなことを考えました。
橋本五郎さんと曽野綾子さんの対談もとがった感じだったし、
現状の日本とこれからを論じるような企画も随所にあって、
どうしたのかしら、という気持ちになりながら読んでいる。
(好意的に読んでますけど)
その中で留めておきたいことを
記録しておこうと思う。
□■□ ひとつ目 □■□
1月5日(土)の「Nippon 蘇れ 私の処方箋」
で猪木武徳さん(青山学院大特任教授)のインタビュー記事
19世紀フランスの思想家トクヴィルは、民主主義の行き着く先は個人主義と物質主義だと言った。
そして民主主義社会は嫉妬社会であるために人々の行動や考えは平等化し、最終的には平等化された多数者が少数者を抑圧する「多数者の専制」を生んでしまうと警告した。 そこから解放される手段の一つとして、彼が重視したのも中間組織だった。
トクヴィルはまた、宗教が大事だとも言っている。民主主義社会では、人々の関心はどうしても「現在」と「自分」に集中する。宗教はそんな人間を解放し、「将来」と「他者」に目を向けさせる。大衆の欲望に歯止めをかけるには、そうした宗教の役割を見直すことも必要になるだろう。
□■□ ふたつ目 □■□
(手元にその日の新聞がないため、覚えているかぎりのニュアンスですけど)
1月1日からの橋本五郎さんと曽野綾子さんの対談の中で曽野さんの言葉から
50歳を過ぎてアフリカと関わるようになってわかったことで、
電気の通っていない地域では民主主義は広まらない。
あるのは族長支配である。
-------------引用以上
電気や通信によって「民意」とでも言うようなものが生まれる。
当たり前のように民主主義社会に生きていると思っているけれど、
民主主義社会も歴史の中で見れば一つの制度であり、
誕生と終焉があるもの…。
そんなことを考えました。
はじめに(投稿テスト)
美術教育や工芸教育、
デザインや映像、
演劇やステージパフォーマンス、
バンド活動
など
自分が関わっていることについて
少しでも資するところがあればと思い、
blogを始めてみようと思います。
これまで美術と教育に関する仕事をしてきて
webにある情報をどれだけ参考にしてきたかわかりません。
その恩返しといいますか、次へのバトンパスといいますか
そんな気持ちもありますし、
自分の取り組みや考えをもっと広げたいという思いもあります。
webを作る側として関わっていた頃と
機能や考え方がまるで違っているので
とまどっていますが、
「とにかく始めないことには始まらない」
と思ったので始めてみました。
少しずつですが、の決意と共に。
デザインや映像、
演劇やステージパフォーマンス、
バンド活動
など
自分が関わっていることについて
少しでも資するところがあればと思い、
blogを始めてみようと思います。
これまで美術と教育に関する仕事をしてきて
webにある情報をどれだけ参考にしてきたかわかりません。
その恩返しといいますか、次へのバトンパスといいますか
そんな気持ちもありますし、
自分の取り組みや考えをもっと広げたいという思いもあります。
webを作る側として関わっていた頃と
機能や考え方がまるで違っているので
とまどっていますが、
「とにかく始めないことには始まらない」
と思ったので始めてみました。
少しずつですが、の決意と共に。
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